ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣
著 James Clear
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まとめ
ジェームズ・クリアーは、結果を変えるのは大きな決断ではなく、毎日繰り返されるごく小さな改善だと論じます。中心にある例は明快です。1日1%の改善は一年後に37倍の結果になり、1日1%の怠りはゼロへ近づけていきます。トレードの本ではありませんが、その場かぎりの目標を追うのではなく仕組みを作るというその核心は、繰り返しと継続に支えられるどんなトレードにもぴたりと当てはまります。
本書は行動変容の四つの法則を軸に組み立てられています。習慣をはっきりさせる、魅力的にする、摩擦をできるだけ小さくする、満足できるものにする。加えて、続けたくない習慣を手放すためのその裏返しも示されます。クリアーは動機づけの理論で終わらせません。環境、きっかけ、報酬を設計し直す具体的な手順を示し、規律がその日その日の意志の力に左右されないようにします。
トレードに移せば、これはルーティンの話です。寄り付き前の確認、一回ごとのトレードの記録、何があってもいつもと同じ儀式で一日を終えること。戦略やリスク管理のプランの代わりにはなりませんが、同じシステムを使う二人のトレーダーの結果がなぜ分かれるのかを説明してくれます。一方は毎日例外なく実行し、もう一方は気が向いたときだけ実行するからです。
どの段階でも役に立ちますが、すでに手法があり、足りないのが週また週と続ける継続力だというときにもっとも効きます。相場の話そのものを求めるなら本カタログにほかの本がありますが、この一冊はどんなトレードの規律も支える行動の土台を与えてくれます。
著者について
James Clear
習慣と自己改善について書くアメリカの著述家・講演者です。著書『ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣』は世界的なベストセラーとなりました。
学べること
- 良い習慣を作り、続けたくない習慣を手放す方法
- 継続に当てはめる1日1%改善の仕組み
- 行動変容の四つの法則
- 規律を後押しする環境の設計
- 意志の力に頼らず繰り返せる、寄り付き前と引け後のルーティンを作る
- その場かぎりの動機づけより、自分に与える自己像が重い理由
こんな方におすすめ
- 一貫性に苦しんでいるトレーダー
- 日々のトレードのルーティンを良くしたい方
- 規律をゼロから作っている初心者
- 良いシステムがあるのに毎日それを続けられないトレーダー
- 新しい理論を学ぶより習慣を固め直したい経験者
詳細
- 出版年
- 2018
- ページ数
- 336
- 出版社
- Diana
- ISBN
- 9788418118036


