プロップファームの指標発表ルール
経済指標の発表中に取引できるかどうかのルールは、プロップファームごとに異なります。認めている会社もあれば、制限している会社もあります。どの会社に何が適用されるのかを押さえておきましょう。
なぜ指標発表のルールがあるのですか
経済指標の発表中の取引に関するルールは、CPI、NFP、FOMC といった重要なマクロのイベントで起こりがちな極端なボラティリティ、スリッページ、不規則な約定から、資金提供の会社を守るために設けられています。
プロップファームの3つの立場
おおむね、プロップファームの対応は3つに分かれます:
- 制限なしで指標発表中の取引を認める
- 時間の制限つきで認める(取引を止める時間帯を設ける)
- 特定のプランやフェーズで禁止する
制限は、口座の種類、契約したプラン、あるいはトレーダーが評価の段階にいるか資金提供のフェーズにいるかによって変わることがあります。
制限がある場合に最も多いのは、発表の前後の一定の時間帯にフラット(ポジションも注文もない状態)でいることを求める形です。取引そのものは認めつつ、両建てや方向性のない組み合わせといった手法を禁じる場合もあります。
TIER 1 の指標とは何ですか
プロップファームが TIER 1 の指標での取引を禁じたり制限したりするとき、指しているマクロ経済の発表はほぼ決まっています。ボラティリティが極端に大きくなり、スリッページや不規則な約定が起こるイベントです。
よくある TIER 1 の指標
1. 金融政策(最も重要なもの)
- FOMC Interest Rate Decision
- FOMC Statement
- FOMC Press Conference
- FOMC Minutes
2. 米国の雇用
- Non-Farm Payrolls(NFP)
- Unemployment Rate
- Average Hourly Earnings
- (通常はまとめて1つの「Employment Report」として扱われます)
3. 物価
- CPI
- Core CPI
- (多くの会社では PCE と Core PCE も含まれます)
4. エネルギー(Crude や Gas を取引する場合のみ)
- Crude Oil Inventories(EIA)
- Natural Gas Storage Report
押さえておきたい点
指標発表中に取引する前に、自分のプランとフェーズに固有のルールを確認してください。評価では認められていることが資金提供の口座では制限されている場合もあり、その逆もあります。
